EDと動脈硬化の関係

■EDと動脈硬化の関係 〜勃起の仕組みとは〜

「ED（勃起不全）と動脈硬化って関係あるの？」と思われる方は多いと思いますが、実は深く関わっているのです。勃起は性的刺激が神経を伝って陰茎に届き、血液が流れ込むことで起こります。EDとは、神経伝達がうまくいかない、もしくは血液が陰茎に十分に流れ込まないことで起こる症状です。動脈硬化は血管を硬くしてしまうため、性的興奮が神経を伝っても、陰茎に血液が流れ込みにくくなります。その結果、勃起しづらくなりEDを発症してしまうのです。

■EDは動脈硬化のサイン！

 
上図は動脈の大きさと、その動脈が詰まった際に生じる病気について書かれています。勃起は陰茎動脈から陰茎に血液が流れることで起こりますが、陰茎動脈は他の動脈に比べて細く、動脈硬化になると最初に詰まると考えられています。そのため、EDは動脈硬化の初期症状ともいえるのです。なお、動脈硬化によってEDが生じている場合は、他の血管の詰まりも進行している可能性があるため、早めに対処する必要があります。

■動脈硬化の初期症状は朝立ち（朝勃ち）をチェック！

EDは動脈硬化の初期症状の一つですが、セックスをしなくても簡単にわかる方法があります。それは「朝立ち（朝勃ち）」するかどうかです。
朝立ちは生理的な現象で、性的な刺激があるかにかかわらず起こります。睡眠中に勃起したりおさまったりを無意識のうちに繰り返しており、勃起した状態で目覚めたときが早朝勃起（朝立ち）という現象です。十分な睡眠をとっているのに朝立ちしない、朝立ちが弱いといった場合にはEDの可能性が高くなります。目安としては、40代以上の男性で週に1回朝立ちがあれば健康体といわれていますので、朝立ちするかどうか1週間ほど様子を見てみましょう。

■EDの治療方法とは

「EDかもしれない・・・」と悩んでいる男性は多くいらっしゃいます。EDは人に言いづらいお悩みのため、一人で抱え込んでいる方がほとんどでしょう。EDには治療方法がありますので、一人で悩まずまずはDクリニックまでご相談ください。なお、主なEDの治療方法は下記の通りです。

ED治療薬

 
ED治療薬は、セックス前に服用することで勃起の維持をサポートする薬です。主なED治療薬には「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」があり、効果の持続期間や硬さなどの特徴が異なります。ED治療薬は根本的なED治療ではなく、一時的なED治療となるため、セックスのたびに服用が必要です。また、精神的なプレッシャーからくるED（心因性ED）や、体のトラブルからくるED（器質性ED）に対しても効果が見込まれます。

レノーヴァ（低衝撃波治療）

 
レノーヴァは世界70ヶ国以上1,000万人以上の治療実績がある、衝撃波によるED治療機器です。低衝撃波を男性器（ペニス）に照射することで、新しい血管が生成されます。勃起時に陰茎に流れる血流が増えることで、EDを改善できるのです。
ED治療薬が一時的な対処法に対し、レノーヴァはEDの根本的な原因にアプローチする治療となります。また、副作用がほとんどなく、ED治療薬の服用ができない方にも適した治療です。

ED治療にはセルフケアも重要！

EDの治療方法には、ED治療薬の服用やレノーヴァによる治療があります。しかし、これらの治療に頼るだけでなく、セルフケアも同時に取り入れることが重要です。
・偏った食生活を整える
・睡眠時間をしっかり確保する
・適度な運動やトレーニングをする
・タバコを吸わない
・過度な飲酒はしない
・ストレスはこまめに発散する
このような小さな積み重ねがEDの改善につながるため、治療をしながら日常生活も見直すようにしましょう。

■EDは血管状態を表すバロメーター！不安な方はDクリニックまでご相談ください

EDと動脈硬化には深い関係があります。EDは全身の血管状態を表すバロメーターといっても過言ではありません。最近勃ちにくい、セックスに自信がなくなってきたという方は、一度ED（勃起不全・勃起障害）診療のあるDクリニックまでご相談ください。EDの影には恐ろしい病気が隠れている可能性があるため、たかがEDと軽視せず、早めに相談することが重要です。