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もしかしてあなたも?気になる男性更年期障害の症状と検査方法を解説

公開日 : 2018.05.12 更新日 : 2023.04.20

男性更年期障害の症状

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更年期障害というと女性ホルモンの低下によって起こる女性の病気というイメージがありますが、近年では男性も発症することがわかってきました。男性更年期障害の正式名称は「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」と呼ばれています。

その名の通り、加齢が主な原因ですが、症状が出にくいタイプと出やすいタイプがあるようです。最近体に不調を感じる方は、男性更年期障害の特徴や症状、検査方法をチェックしてみましょう。

1.男性更年期障害の特徴

生活環境の違いで男性更年期障害の症状が出やすいタイプと出にくいタイプがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

1-1.症状が出やすいタイプ

男性更年期障害の原因は、男性ホルモン(遊離型テストステロン)が減少することにあります。男性ホルモンは加齢によって徐々に減少していきますが、過剰なストレスや不規則な生活習慣の影響も受けています。ストレスが多く過労気味、睡眠時間が少ないなど不規則な生活をしている方は注意が必要です。

また、男性ホルモンには意欲を高めたり、闘争心を湧き上がらせたりする働きがありますが、社会とのつながりがなくなることでホルモンの減少がみられる方もいます。そのため、退職を機に男性更年期障害を発症するケースもあるようです。

1-2.症状が出にくいタイプ

勤務時間が適度で、仕事自体も楽しんでいる方などは症状が出にくい傾向があります。男性更年期障害を発症しないためにも、ストレスはを溜めず、さらに、十分な睡眠と栄養バランスのよい食事をとるよう生活習慣を見直していきましょう。

また、趣味や習い事をはじめることにより、社会とのつながりを持ったり、ストレス解消に役立てたりすることができます。退職してある程度時間に余裕ができた方は、充実した時間を過ごせるように新しいことをはじめてみましょう。

2.男性更年期障害の具体的な症状

男性ホルモンには筋肉や骨を強くしてたくましい体を作ったり、意欲を高めたりする働きがあります。また、男性機能にも影響を与えているため、男性更年期障害を発症すると体や心、性機能にさまざまな症状が現れるようになります。

身体的症状:疲労感・めまい・ほてり・頭痛・筋力の低下など
精神的症状:うつ症状・不安・イライラ・不眠など
性機能関連症状:勃起障害・射精障害・頻尿など

ホルモンバランスが乱れると自律神経のバランスに影響を与えるため、憂うつになったり、不安やイライラを感じたりと、精神面で不安定になることがあります。さらによく眠れなかったり、寝つきが悪くなったりと、不眠になりやすい傾向もみられます。

症状は複合的に起こるケースも多いので、不調を感じたら専門医師に診断してもらいましょう。

3.男性更年期障害は何科を受診するべき?

男性更年期障害の疑いがあるときは、医療機関で診断してもらうのがおすすめです。それぞれの症状に合わせて診療科を選びましょう。

3-1.内科

ほてりやめまい、筋肉痛や頭痛など身体的な症状を感じた時は内科を受診しましょう。

体に起こる症状の場合、日常的な疲れや加齢のせいと思い込んで放っておくことが多いですが、正しい治療を行わないと症状を悪化させたり、他の病気を引き起こしたりする可能性があります。

ホルモン低下は糖尿病や高血圧などの生活習慣病やメタボのリスクを高めるので、早めに診断してもらいましょう。

3-2.泌尿器科

男性機能の低下や頻尿などの症状を感じたら、泌尿器科を受診しましょう。

男性更年期障害は「全く勃起が起きない」「硬さが不十分」「勃起が長続きしない」など性機能の不調を指すED(勃起障害)を引き起こすことが多々あります。EDは動脈硬化によって起こる場合もあるため、放置せず専門医師に診断してもらうのが重要です。

勃起力が弱いと感じたらDクリニックのED治療

3-3.精神科・心療内科

うつ症状やイライラ、気力が湧かないなどの症状がある場合は、精神科や心療内科を受診してみましょう。男性更年期障害の症状は他の病気と間違えやすいため、治療したものの症状が改善せず、逆に悪化してしまうケースもあります。
しっかりと診断してもらうために、男性更年期障害に詳しい専門医師がいる病院を選びましょう。

4.男性更年期障害を病院で治療する場合にかかる費用

男性更年期障害を病院で治療する場合、費用がどのくらいかかるのかも気になるところです。検査費用と治療費用の目安をチェックしてみましょう。

4-1.検査費用の目安

男性更年期障害の診断をする際は、

・問診
・血液検査(テストステロン値の測定)
・尿検査

などで症状の原因を確認していきます。

保険適用外の検査なら、2万〜3万円程度でより詳しく症状を調べることも可能です。

4-2.治療費用の目安

検査によって男性更年期障害の症状と認められた場合、テストステロン注射やテストステロンクリームを使用した「テストステロン(男性ホルモン)補充治療」を行うのが一般的です。

男性ホルモン補充治療以外にも、漢方薬やED治療薬などで改善を目指すケースもあります。
症状や体質によって治療内容や治療期間が異なり、自由診療の場合は費用も大きく変わってきますので、受診する医療機関に確認してみましょう。

5.専門病院と一般病院との違い

最近では男性の悩みに特化した専門病院や男性更年期障害の専門外来のあるクリニックも増えてきています。一般病院との違いや専門病院ならではのメリットをチェックしてみましょう。

5-1.専門病院は一人ひとりの症状に合わせた自由診療

男性更年期障害を専門的に扱う病院の多くは自由診療です。自由診療は保険が適用されず、病院によって費用も異なります。安心して治療を受けるためには、治療内容とあわせて費用についてしっかり説明してもらえる専門病院がおすすめです。

自由診療は治療費に関して保険適用外という金銭的なマイナス点がありますが、一人ひとりの症状に合わせた治療が行われますので、根本的な解決を目指す場合、に結果的に近道という大きなメリットがあります。例えば、うつ病やその他の病気と思い込んで一般的な病院で別の治療を受け続けたとき、男性更年期障害の治療が遅れることによって長く通院しなければならない状況になるが続くことも考えられます。
各人自分の身体の症状や希望に合った治療法、男性特有の病気に対するを治療する視点を持つ専門病院は、一般病院での治療とは大きなとは上記なような違いがあることを認識しておきましょう。

5-2.詳しい検査や総合的な治療を受けるなら専門病院がおすすめ

自由診療の専門病院は費用がかかることもありますが、一般病院と比べて、より詳しい検査や専門的な治療を受けられるため、男性更年期障害の症状を確実に改善したい方におすすめです。自分の今の状態を的確に知ることで、日常的な健康管理に役立てることもできます。

男性更年期障害はさまざまな症状が現れるため、症状の度合いや原因などを正しく見極めることが大切です。専門病院には男性更年期障害の知識が豊富で、治療実績の多数ある専門医師がいます。

詳しい検査と信頼できる専門医師の診察が受けられる専門病院で総合的な治療を行っていきましょう。

男性更年期セルフチェック

6.Dクリニック東京・Dクリニック大阪メンズは詳しい検査を行い最適な治療を目指しています!

Dクリニック東京・Dクリニック大阪メンズは、男性更年期障害専門外来がある男性専用の医療機関です。不調の原因をあらゆる側面から診断するため多様な検査を実施し、一般的な検査ではわからない精密なデータを抽出します。

それを元に、患者様一人ひとりに合った治療を行っていきます。
男性更年期障害に詳しい専門医師が症状の改善をサポートしていきますので、男性更年期障害について質問や疑問がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。

より詳しく知りたい方や、男性更年期外来をご検討の方は「Dクリニック東京の男性更年期」をご覧ください。

▶症状を的確に見極めて効果的な治療を行う専門病院

男性更年期障害から起こる体の不調を改善するには、適度な運動や栄養バランスのとれた食事、生活習慣の見直しが必要となります。

ただし、男性更年期障害と思っていても違う病気の可能性も考えられるため、詳しい検査を受けて自分の男性ホルモンの状況を診てもらうのがおすすめです。症状を的確に見極めてより効果的な治療を行うために、専門病院を利用してみましょう。

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