男性更年期 テストステロンを増やす治療に副作用はあるのか

テストステロンを増やすホルモン補充療法に副作用はあるのでしょうか?気になる男性ホルモン治療の副作用についてまとめました。

テストステロンを増やす、ホルモン補充治療の薬について

テストステロンを増やすための治療は、主に注射と内服薬、外用薬になります。 二次性徴の作用だけでなく脳や心身の健康にも関わるテストステロンは20代をピークに徐々に減少していきますが、それに伴って様々な不調を感じ始める方が多くなるようです。性欲の減退だけでなく、のぼせや倦怠感などの症状をもつ男性の更年期障害(LOH症候群)の存在が明らかになり、ホルモン補充療法はLOHの治療に一役かっています。ただ、テストステロンは血管や内臓を若々しく保ち健康維持の効果をもつため、アンチエイジング目的として行う方も増えてきました。今回は、3種のホルモン補充療法のうち、日本で利用の多い注射と外用薬を紹介していきます。

注射

デポー製剤のエナント酸テストステロン(エナルモンデポー®)を1~4週おきに筋肉注射で行います。※取り扱いなし 注射施行後1〜4週間で血液中のテストステロンの濃度が底値に達するため、このペースで通院していただくことが大事で、随時症状をみながら量を調節していきます。 注射時の痛みが難点ですが、高用量での投与が行え副作用が少ないため日本では多く使われている方法です。また、妊娠を望まれている方や先のエナルモンデポーが適さない場合は、代替として不妊治療でよく使われる「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」を使用する場合もあるようです。

外用薬

テストステロンを皮膚から吸収させるテストステロンクリーム(グローミン®)です。1日2回の朝と夜、症状の改善がみられたら1日1回都合の良い朝か夜のどちらかに変更。吸収率の良い皮膚の柔らかい部位に塗りますが部位によって吸収率が異なり高い順に陰嚢、頬、額、脇の下となります。1番の陰嚢と2番の頬は吸収率に約3倍もの差がありますが、陰嚢部の長期的な使用は好ましくないようです。 クリームの場合、毎日少しずつ塗ることで体の中を巡る上下の差が少なく穏やかに効果が期待できるとのこと。ただ、海外で販売されているものが濃度5%以上のものに対して日本では1%と低いため、十分な効果はあまり望めないかもしれません。濃度の濃いものを希望であれば輸入製剤を取り扱っているクリニックや自己責任の個人輸入で入手可能です。

テストステロン(男性ホルモン)補充治療の副作用について

テストステロン補充療法でまれに副作用がみられることがありますが、治療を開始するまでにしっかり検査をすることでリスクは下げることができます。 基本的には安全な治療方法なのですが、男性ホルモンに関わる「前立腺疾患」 をもつ方の投与は慎重に行う必要があります。テストステロン投与による前立腺がん前立腺肥大症の発症率は結びつかないと最近いわれておりますが、現在患って・いる方に対しては行うことはできません。 また、赤血球の異常増加による「多血症」。テストステロンがもつ造血作用が亢進し症状の増悪、発症を促してしまうケースがまれにあるようです。 ほか「睡眠時無呼吸症候群」の症状悪化や「女性化乳房」「ニキビ」「浮腫」など。ただ、これらの副作用を最小限に抑えるために、医療機関では必ず血液検査、尿検査、前立腺疾患に関する検査を治療前・治療中に行いますのでご安心ください。いずれも発症率は低いのですが、心配でしたら治療開始前に医師にしっかり相談しておきましょう。

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