男性力コラム

管理職必見!部下は男性ホルモンでコントロールせよ!?

ゆとり世代に限らず、若い社員の仕事に対する意識はひと昔前とはちょっと違う様子。猪突猛進で仕事に没頭し、ミスをおかせば雷が落ちていた時代はどこへやら。いつの間にやら熱血型の上司は煙たがられるようになり、一歩間違えば“パワハラだ”“ブラックだ”と訴えられるという職場もあるというから、なんともソフトな世の中になったものです。

さて、そんな現実にため息の一つもつきたくなるところですが、実は効率的に部下にやる気を持たせて仕事の効率をあげ、さらには部下からも慕われるという、夢のような方法があるんです。これを実践すればあなたは今日から理想の上司ナンバーワン! “○○社の堺雅人”(2014年理想の上司1位)の名を欲しいままにできます。
その方法とは、、、部下の男性ホルモンを上手く活用することにあったのです。

男性ホルモンは男らしい体を作る働きだけではなく、やる気を引き出したり、チャレンジする意欲を創出したりと精神面にも大きく関わっている物質。とくに男性ホルモンの中心となる「テストステロン」は「社会性のホルモン」ともいわれ、この値が高い人はチームの和を尊び、協調性が高いとされます。上司としては喉から手が出るほど欲しい“部下の協調性”。それが、この男性ホルモンに左右されているのです。
さらに、ケンブリッジ大学の学者、ジョン・コーツがロンドンの金融街で働くトレーダーのテストステロンの働きを調べたところ、儲けが出た日ほどテストステロン値が高かったそうです。“チャレンジ精神旺盛な部下”、これも上司にとっては有り難い存在ですよね。

さて、そんな仕事のスペシャルサポーター、男性ホルモンをどうやって増やすか? 答えは簡単。“部下を褒める”、ただそれだけでテストステロンは簡単に上昇してしまうのです。
それというのも、脳の中には「報酬系」と呼ばれる神経回路があり、これはドーパミンという神経物質が関わっています。これを出すように仕向けているのがテストステロン。テストステロンが高まり、報酬系を刺激するとそれに反応してドーパミンが産出され、脳が幸福感を得てやる気を出す、という流れです。スポーツの試合に勝ったり、自分の努力が評価されると大きな幸福感に浸りますよね。それはこうした脳の働きによるものなのです。
ということは、部下は褒められたことで幸福感を得られ、やる気がアップし、それが業績に繋がって結果的にまた褒める…といういいスパイラルが生まれることになります。

ただ、どうしても一言いわないといけないときはどうするか?
そのときは、朝に叱ることが男性ホルモン的にもベスト。なぜならテストステロンは朝起きてから刻々とその値は低下していき、夕方や夜になるともう消失寸前。そんなときに上司の叱責が加わればストレスも増大。叱責の内容よりも、叱られたというストレスのみが刻まれてしまい、折角の指導も逆効果です。

“褒めて伸ばす”とは古くから言い尽くされた言葉ですが、それには男性ホルモンの働きが深く関わっていたんですね。男性ホルモンを上手くコントロールして、部下のやる気と支持率の両方をアップさせましょう。

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