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【原因はアノ食事だった】治療ED(勃起障害)を克服する治療法とは?

公開日 : 2018.07.13 更新日 : 2021.06.11

ED治療

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EDというと、年を取ってから発症するイメージがありますが、実際のところは若い世代の20第、働きざかりの30代、40代で症状が表れる方も少なくありません。全体的にはEDを経験する男性はかなりの数に上るといわれています。しかし、人に相談しにくい問題だけに表に出ることは少なく、自分だけがEDであるかのように感じている方も多いのではないでしょうか。

年齢とは無関係に起こるEDの原因は「食生活にも関係がある」といわれています。
今回はEDと食事の関係、その克服法について詳しく説明します。

 

1.ED(勃起不全)とは?

ED(Erectile Dysfunction)は勃起機能が下がることを指し、日本語では「勃起不全」を意味します。
EDは性機能障害のひとつで、専門的には「スムーズに性交渉を行えるほど勃起しない、または勃起を保てず満足のゆくまで性行為が行えない状態」をいいます。

 

1-1.多くの男性に起こりえる病気

日本では約1130万人の方が満足のいく勃起ができないといわれています。具体的には40代で2割、50代で4割、60代で8割の方がEDであるとされています。つまり、40代ですでに5人に1人がEDに悩んでいるということになります。想像以上に多くの人がEDを経験しているといえるでしょう。
(※参考・データ引用:日本新薬株式会社 EDケアサポート、監修:東邦大学 名誉教授 石井延久先生)

 

1-2.EDが引き起こす主な症状

EDが引き起こす症状には以下のようなものがあります。

・性欲もあり、興奮もしているのに勃起しない
・勃起はしているのに十分に硬くならない
・勃起しても長時間持続しない
・勃起する時もあればしない時もある
・挿入しても途中で柔らかくなり抜けてしまう

EDというと全く勃たないイメージがありますが、いったん勃起しても持続できなかったり、十分な硬さが得られなかったりする状態も含みます。
該当する場合は注意が必要です。

 

2.EDの原因と疑うべき病気

EDは何が原因で起こるのでしょうか。ED症状が起こる原因と考えられる病気についても見てみましょう。

 

2-1.EDの主な原因

EDになる原因はさまざまですが、主なものは以下になります。

・ストレスや不安
ストレス社会ともいわれる現代において、気づかないうちにストレスを溜めている方は少なくありません。特に20~40代の若い世代に多いのが、ストレスや不安を原因とする「心因性ED」です。

・加齢
年を取ると血管や神経にさまざまな障害が起きますが、中でも動脈硬化による血管障害はEDの大きな原因となります。人間だれしも年を取ることは避けられませんが、その分、病気の予防や嗜好品の自重を心がけることが大切です。

・生活習慣
不規則な食事や運動不足、過度の飲酒、喫煙など、毎日の生活習慣がEDを引き起こすこともあります。なぜならEDと密接に関連する「生活習慣病」の原因になるからです。

 

2-2.EDになったら疑うべき病気

EDの原因のひとつに「血管障害」があります。血管障害は加齢だけでなく、前述のような生活習慣が引き金になる、高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症・痛風といった「生活習慣病」が原因でも起こります。
血管は目に見えませんが、EDになったら「血管のSOS」もしくは「生活習慣病の兆し」かもしれないので、医療機関で一度診察を受けると安心です。

 

3.生活習慣病が原因に!EDを引き起こすNG食と予防・改善する食事

EDになる原因はストレスなど精神面によるものだと考えがちですが、その多くは身体面が原因で起こる「器質性ED(器質性勃起障害)」だといわれています。

精神的なことが原因で起こるEDは「機能性ED(機能性勃起障害)」に分類され、さらに、ストレスなどの「心因性ED」と精神疾患による「精神病性ED」に分かれます。

一方「器質性ED(器質性勃起障害)」とは組織の形態的な異常によって生じる症状をいいます。つまり身体の障害が原因で起こるEDを指すわけです。器質性は身体の機能や器官によって、血管性勃起障害、神経性勃起障害、内分泌性勃起障害などに分類されています。
器質性EDは、乱れたライフスタイルに負うところの多い「生活習慣病」に起因するケースがあり、その場合、「食事」は大きく関係します。
ここではEDの原因となる食事と改善策についてご紹介します。

 

3-1.高カロリー食

高カロリー食が、肥満、高血圧症、動脈硬化、糖尿病などを引き起こすことはよく知られていますが、これらの症状に起因してEDにもなり得ます。揚げ物や肉類、スナック菓子、カップ麺などカロリーの高いものが食生活の中心になっている方は要注意です。

30~40代の男性における食事の摂取エネルギー基準は、1日あたり2,250kal~3,050kal、50~60代の場合は1日あたり2,050kal~2,750kalです。この値を意識して食事内容を見直しましょう。同時に適度な運動を行い、消費カロリーを増やしましょう。

 

3-2.高食塩食

塩分を多く含む食事は、高血圧、腎機能障害、心疾患などの原因となります。濃い味つけが好きな方や、麺類のスープを飲み干す方は塩分過多になる可能性が高く、EDの原因にもなるので注意しましょう。
典型的な和食は塩分が多いことで知られています。味噌汁やつけもの、イクラやタラコなどの塩蔵魚卵、メザシや塩鮭などの塩蔵魚などは食べ過ぎないようにしましょう。
また、外食や市販の惣菜、ファーストフードやインスタント食品なども味付けが濃いためできるだけ控えましょう。

 

3-3.高脂肪食

脂肪分の多い食事も食べ過ぎないよう気をつけましょう。男性は肉類や揚げ物中心の食生活になりがちですが、高脂肪食はEDのみならず前立腺がんになる危険性も高めます。ほかにも生クリームやチーズ、バターなどの乳製品、マヨネーズなども高脂肪なので控えるよう心がけましょう。

 

3-4.EDに効果的な食事

勃起しにくいと感じた時に精力剤を飲む方は多いでしょう。同様に精力剤と同じ成分が含まれた食材を日々の食事に取り入れることは、ED対策として効果が期待できます。

 

■亜鉛
EDだけではなく、薄毛改善にも効果が期待できる「亜鉛」は男性にとって欠かせない成分です。亜鉛の効果には以下のようなものがあります。

《亜鉛に期待できる効果》
・ED解消
・薄毛の改善
・アンチエイジング
・精子の産生促進

亜鉛を含む食材として代表的なのは牡蠣です。できればレモンやほうれん草とともに食べましょう。ビタミンCが亜鉛の吸収力を高めてくれます。逆に避けたいのが、ヒジキや昆布などの海藻類との食べ合わせです。海藻類は亜鉛を排出してしまいます。
亜鉛を含む食材には以下のようなものがあります。

《亜鉛を含む食材》
牡蠣・煮干し・するめ・カニなどの魚介類、ビーフジャーキー・豚レバーなどの肉類、アーモンド、パルメザンチーズ、抹茶、卵黄、ごま など

 

■アルギニン
血行や免疫力に影響を与える「アルギニン」も欠かせない成分です。アルギニンの効果には以下のようなものがあります。

《アルギニンに期待できること》・勃起力の向上
・血流改善
・疲労回復
・免疫力の向上

アルギニンを効率よく摂取するなら「豚の角煮」がおすすめです。豚のゼラチンはアルギニンを豊富に含んでいます。小腹が減ったときにつまめるアーモンドもおすすめで、1日20~25粒程度が適量です。
アルギニンを含む食材には以下のようなものがあります。

《アルギニンを含む食材》
アーモンド、豚のゼラチン、牛豚のひき肉、しらす・えび・まぐろ・かつおなどの魚介類、落花生、ごま、湯葉、高野豆腐 など

 

■ビタミンE
更年期障害の改善にも効果的な「ビタミンE」も積極的に摂りましょう。ビタミンEの効果には以下のようなものがあります。

《ビタミンEに期待できること》

・生殖機能改善
・更年期障害改善
・血行促進

ビタミンEは水に溶けにくく、油に溶けやすい脂溶性のため、炒め物や揚げ物など油を使う料理で食べるのがおすすめです。特に豊富なのはアボカドで、アボカドオイルはオリーブオイルの約2.5倍のビタミンEが含まれています。うなぎはビタミンEだけでなく、アルギニンも豊富に含んでいます。栄養価が高く、ビタミンA、ビタミンB群、DHA、EPAなども含み、精力アップにもってこいです。ビタミンEを含む食材には以下のようなものがあります。

《ビタミンEを含む食材》
アボカド、あゆ、いわし、うなぎ、モロヘイヤ、アーモンド、ひまわり油・菜種油などの油脂類 など

 

■シトルリン
「シトルリン」はED対策の他、疲労回復や筋肉増強、健康増進などの効果も期待できます。
シトルリンの主な効果には以下のようなものがあります。

《シトルリンに期待できること》
・血流改善
・勃起力の回復
・冷え性の改善

シトルリンはスイカに豊富に含まれています。ただしスイカはお腹を冷やすため、食べ過ぎないようにしましょう。また、スイカと同じウリ科の植物、ゴーヤやきゅうりなどにもシトルリンは豊富に含まれています。ゴーヤチャンプルーは卵に含まれるアルギニンやビタミンE、セレンや亜鉛も摂取できるのでおすすめです。シトルリンを含む食材には以下のようなものがあります。

《シトルリンを含む食材》
スイカ、メロン、冬瓜、きゅうり、へちま、ゴーヤ など

 

■アリシン
ニンニクのにおいの元でもある成分が「アリシン」です。アリシンの効果には以下のようなものがあります。

《アリシンに期待できること》
・血流改善
・疲労回復
・食欲増進
・がん予防

ニンニクを刻んだり潰したりすることで、非タンパク性の含硫アミノ酸「アリイン」が変化して「アリシン」になります。生で大量に摂取すると腹痛や貧血の原因となることもあります。ニンニクを生で食べる場合は1日1片、加熱したものなら2~3片が適量です。アリシンは油に強いので、チャーハンに入れたり野菜炒めに加えたりして食べましょう。
勃起力アップを狙うなら「レバニラ」がおすすめです。レバーにはタンパク質と亜鉛、ニラにはアリシンが含まれているので、効率良く有効成分が摂取できます。アリシンを含む食材には以下のようなものがあります。

《アリシンを含む食材》
ニンニク、ニラ、ながねぎ、玉葱、ラッキョウ など

 

■タウリン
栄養ドリンクでもおなじみの「タウリン」ですが、血流改善のほか肝機能改善効果も期待できるため、お酒を飲む際にはぜひ摂取しておきたいところです。
タウリンの効果には以下のようなものがあります。

《タウリンに期待できること》
・血流改善
・肥満解消
・疲労回復
・肝機能改善

タウリンは魚介に豊富に含まれています。特にサンマは血管拡張作用があるセレンという成分も含んでいるため、勃起力アップにつながります。タウリンを含む食材には以下のようなものがあります。

《タウリンを含む食材》
タコ、イカ、カキ、ホタテ、カツオ、サンマ など

 

■ムチン
日本国内ではムチンは食材のネバネバの正体として知られています。疲労回復効果が望めますが、これはEDの改善には大切な要素です。また、粘膜に作用するためドライアイの方にもおすすめです。
ムチンの効果には以下のようなものがあります。

《ムチンに期待できること》
・疲労回復
・ドライアイ予防
・胃腸保護
・免疫力アップ

ネバネバ食材に含まれているため、納豆や山芋などを積極的に食べるようにしましょう。
ただし、ムチンは熱に弱い性質があります。加熱せず、生のまま食べるのがおすすめです。
ムチンを含む食材には以下のようなものがあります。

《ムチンを含む食材》
山芋、納豆、里芋、オクラ、モロヘイヤ、なめこ、レンコン、明日葉、ツバメの巣 など

 

4.医療でのED治療方法

毎日の食生活を見直すことで、ある程度の改善が期待できるEDですが、年を重ねるとどうしてもそれだけでは難しいこともあります。20代であれば生活習慣の見直しだけでも改善が期待できますが、30~40代を過ぎたら食生活の改善に加え、医療による治療もはじめるとよいでしょう。

 

4-1.治療薬でのED治療

ED治療法には手術・器具の活用・心理療法・ホルモン療法・治療薬の内服などいろいろありますが、近年はED治療薬を利用する方が多いです。
ED治療薬にはバイアグラ・シアリス・レビトラの3種類があります。
内服での治療のメリットは安価で、症状に合わせて自分で選べる点、通院の時間がなくてもはじめられる点などがあります。

 

4-1-1.メジャーな薬「バイアグラ」に副作用はある?

バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類のED治療薬の中でも「バイアグラ」は、既に特許が切れていることからジェネリック医薬品が存在していることもあり、世界的にも知名度が高い治療薬です。
効果が高い薬ほど気になるのは副作用です。バイアグラの副作用といわれているものには以下のものがあります。

・めまい
・顔のほてり
・頭痛

勃起は、男性器に性的刺激が与えられることで一酸化窒素が分泌され、それに伴って形成される環状グアノシン一リン酸が陰茎海綿体を弛緩させ、海綿体に血液が流れ込むことで起こります。
環状グアノシン一リン酸が勃起抑制の作用がある酵素「ホスホジエステラーゼ5(PDE5)」によって分解されると勃起状態は収まります。
PDE5が強く作用し過ぎると、環状グアノシン一リン酸が働かず、勃起しなくなってしまいます。これが「ED」です。
バイアグラの有効成分「シルデナフィル」は、PDE5の働きを抑制する作用があります。そのため服用すると、環状グアノシン一リン酸が本来の働きを取り戻して、陰茎海綿体に血液が流れ込むようになり、勃起できるようになるのです。
バイアグラは血流改善や血圧低下の働きがあり、この作用は局部に留まらず、全身に影響を与えます。そのため顔がほてったり頭痛が起こったり、鼻粘膜の充血による鼻詰まりや鼻血が起きたりすることもありますが、これらは薬の有効成分が働いている証ともいえます。

 

4-2.治療器具を使用したED治療

心疾患や脳疾患などの持病でED治療薬が服用できなかったり、ED薬を服用しても効果が見られなかったりした場合や副作用が心配な方は治療器具を使用したED治療がおすすめです。
ED治療に効果的な医療機器にはいくつか種類があります。
その中のひとつ「VCD式カンキ」は、真空ポンプ式の器具です。VCD式とは「Vacuum Constriction Device System」の略で、勃起状態を人為的に作り出します。局部に真空状態を作って血流を呼び込むことで勃起させ、根もとをゴムパッキング(天然ゴムのバンド)で締めつけて勃起を持続させます。
副作用はありませんが、長く装着すると一時的なむくみなどの皮膚トラブルが起こる可能性はあります。
ゴムパッキングの使用は30分以内とされているため、長時間の使用には適さないというデメリットがあります。

 

4-3.「レノーヴァ(RENOVA)」でEDを根本的に治療する

「VCD式カンキ」は一時的な勃起状態を人為的に作り出すもので、EDが治るわけではありません。そのため、性交渉のたびに器具を使って勃起させる必要があります。EDを原因から解決したいなら、「レノーヴァ」がおすすめです。
ED治療の機器「レノーヴァ(RENOVA)」は、低出力の衝撃波を陰茎幹および海綿体に照射することにより、新しい血管の生成を促進させ、勃起障害を改善に導く機器です。同種の機器に「ED1000」がありますが、「レノーヴァ(RENOVA)」は1回の処置での衝撃波回数が圧倒的に多く、レノーヴァの方が短期間の治療で効果が現れることも期待できます。

さらに1クールあたりの治療回数が6回に設定されている「ED MAX」という機器もありますが、レノーヴァは4回で済みます。ちなみに「ED1000」は12回です。

もっとも機器によって改善が期待できるのは身体の障害が原因で起こる「器質性ED」のケースです。ストレスなどによる心因性EDの症状が現れているED患者の場合は改善が見られないことがあります。その場合は原因に合った治療を行う必要があるため、専門の医師に相談しましょう。

 

4-4.ED治療をはじめるタイミングは?

勃起は性的な刺激が勃起神経に伝わり、陰茎動脈に血液が流れることで起こります。EDは血液の流れに異常が起こっているサインでもあります。EDかもしれないと思っても「一時的なものだから」「ストレスのせいだから」「年をとったから」と自分に言い聞かせ、なかなか治療に踏み切らない方は少なくありません。
しかし、どんな理由があるにせよ、EDは血液の流れに異常があることを告げています。
EDは前立腺肥大症や糖尿病、動脈硬化などによって引き起こされている可能性もあります。たとえ一時的なものであっても、いつもと違うと感じたら、できるだけ早めに医療機関で受診することをおすすめします。

 

早期治療でED(勃起不全)を改善しましょう!

EDは加齢のみが原因で発症するわけではありません。
血液の流れに異常があるからこそ起こる身体のSOSです。糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病の症状としてEDが起こることもあります。身体のSOSを見逃さず、気づいたらすぐに医療機関を受診し、早期治療で改善を目指しましょう。
「病院に行くのは大袈裟ではないか」「スタッフに女性が多く症状を話すのは恥ずかしい」とためらう方が多いのも事実です。そういう方は「Dクリニック東京 PLUS」での受診がおすすめです。
Dクリニック東京 PLUSでは、男性が治療を受けやすい環境を整え、EDについて専門の医師が治療にあたります。

また、EDの原因を根本から解決する治療機器「レノーヴァ」を使用した治療を受けることもできます。ED、男性更年期障害など、男性ならではの悩みは「Dクリニック東京 PLUS」にまずは相談してみましょう!

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