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男性が悩む「精神的な重荷」も勃起不全の原因に!?EDの症状と治療法

公開日 : 2018.07.13 更新日 : 2021.08.18

ED治療

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ストレス社会といわれる現代。精神的な重荷が心身両面に及ぼす影響は決して小さくはありません。時にそれはEDの原因にもなります。
「緊張しすぎてできない」「ストレスがたまって勃たない…」そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
今回は精神的な原因から起こるEDの症状と治療法について解説します。

 

1.EDの原因は3タイプある!

EDとは「Erectile Dysfunction」の略で「勃起機能の低下」のことです。日本語では「勃起不全」と呼ばれています。完全に勃起しないケースだけでなく、十分な硬さが得られなかったり、勃起状態が持続しなかったりなど、不十分なケースもEDに含まれます。EDが起こる原因には「生活習慣病によるED」「器質性ED」「機能性ED」の3タイプがあります。

 

2.糖尿病や高血圧・脂質異常症など|生活習慣病によるED

糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、痛風といった生活習慣病の持病があるとEDになりやすくなります。

偏った食生活や運動不足など、日頃のライフスタイルを見直し、生活習慣病の予防と改善に努めることがEDの改善に役立ちます。

もっとも20代ならそれだけでもある程度の改善が見込めますが、30代を過ぎると肥満になりやすくなったり、動脈硬化が進んだりしてEDを発症する可能性が高くなるため、並行してED治療薬を服用するなど、ED治療にも取り組んだ方がよいでしょう。

 

3.血管や神経の障害が原因|器質性ED

EDの多くは「器質性ED(器質性勃起不全)」であるといわれています。「器質性」とは組織の異常によって生じる症状をいいます。つまり身体に何らかの不具合が起きてEDになるわけです。
器質性EDは「血管障害によるもの」と「神経障害によるもの」「内分泌機能低下によるもの」の3つに分かれます。

「血管障害によるもの」の原因でもっとも多いのは、加齢による動脈硬化です。「神経障害によるもの」は、てんかん、糖尿病性神経症、脳卒中、多発性硬化症、パーキンソン病に起因します。
「内分泌機能低下によるもの」で代表的なのは、男性ホルモン「テストステロン」の低下です。テストステロンには、男らしい体つきを作ったり、精子の産生などの性機能を維持したり、闘争心や性欲、勃起力を喚起したりもします。したがってテストステロンの分泌量が低下すると勃起機能は落ちてしまいます。

 

4.精神的・心理的な要因|心因性ED(機能性ED)

ストレスなどの精神的、心理的な要因からくるEDは「機能性ED(機能性勃起不全)」と呼ばれています。機能性EDにはふたつあり、ひとつはストレスなどの「心因性ED(心因性勃起不全)」、もうひとつは精神疾患による「精神病性ED(精神病性勃起不全)」です。ここでは「心因性ED」について詳しくご紹介します。

 

4-1.「また上手くできないかも…」ストレスが原因

「心因性ED」はストレスや不安などの心理面が原因となっているEDで、20~30代の若い世代でも比較的多いといわれています。心因性EDは大きく分けて2種類あります。
ひとつは「現実心因」で、日常のできごとがストレスとなる場合をいいます。例えば、以前の性交渉時にうまくいかなかったことが気がかりで「また上手くできないかも…」という不安が再びEDを引き起こします。この場合は、カウンセリングやED治療薬の服用で改善できることが多いです。

もうひとつは「深層心因」で、幼児期の体験やトラウマなど過去のできごとに原因がある場合です。現在の生活自体は順調でストレスや悩みがない場合でも、無意識もしくは意識下でのトラウマが原因となってEDになることがあります。ほぼ無意識のため本人にも思いあたることがなく、原因究明にはどうしても時間がかかります。

 

4-2.「今日こそできるといいな…」極度の緊張が原因

極度の緊張もEDの原因となります。例えば、結婚後なかなか子どもに恵まれず、排卵日に「今日こそ赤ちゃんできるといいな…」と妻にねだられて性交渉に臨むものの、そういう時に限って勃たない、ということがあるものです。妻からのプレッシャーが極度の緊張を生み、EDの原因となってしまうこともあり得ます。

 

4-3.「出産してから妻が嫌がる…。いつのまにかEDに」夫婦間のセックスレスが原因

出産すると、女性は子育てに忙しく、性交渉が億劫になりがちです。誘っても妻に断られ続けると、いざ久しぶりに妻に誘われたとき、性衝動が起きないというケースが多々あります。

また、男女の愛情から家族の愛情に変わってしまうと、妻を「性の対象」として見れなくなる男性もいます。
セックスレスが続くと、いわゆる「妻だけED」の原因になることもあるのです。

 

5.ED(勃起不全)の症状と発症する年齢のピークは?

EDには以下のような症状があります。該当する場合は注意しましょう。

・性欲もあり、興奮もしているのに勃起しない
・勃起はしているのに十分に硬くならない
・勃起しても長時間持続しない
・勃起する時もあればしない時もある
・挿入しても途中で柔らかくなり抜けてしまう

全く勃起しないケースだけでなく、勃起はしても長続きせず萎えてしまう場合もEDに含まれます。勃起しないかあるいは勃起を維持できず性交で満足感を得られない状態がEDです。

EDが発症する年齢のピークは2つあるといわれています。第1のピークは30代後半~40代前半で、「心因性」によるEDが多く発症する時期だといわれています。この年代は子作りの時期でもあり、妻の排卵日に成功させなければというプレッシャーや親からの期待を感じる機会が多いためと考えられます。

第2のピークは50~60代で、こちらは「器質性ED」が主です。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病や、肥満、加齢などによる血管の老化が原因で起こることがほとんどです。

 

6.EDになってしまった場合の治療方法は?

EDになってしまったらどんな対策を行うのがよいのでしょうか。
ここでは具体的な治療法についてご紹介します。

 

6-1. 生活習慣を見直す

EDは、脳や心臓の動脈硬化で起こる脳梗塞や心筋梗塞と同じように、ペニスの動脈が硬化することによって起こります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞の予防法と同様にライフスタイルの見直しが有効です。揚げ物や肉中心の料理、カップ麺、スナック菓子などが食生活の中心という方は、バランスのとれた食生活を心がけましょう。精力剤に配合されている成分は日々の食事から摂ることができます。

ニンニクやネギ類に含まれている「アリシン」は血栓の予防や改善、滋養強壮、抗酸化、男性ホルモン「テストステロン」産生の促進などの作用があります。
また、カキやシジミ、アサリなどの貝類に豊富に含まれる「亜鉛」も精子産生促進や血流改善、さらに薄毛改善効果が期待できるため、男性はとくに積極的に摂取したい成分です。

同時に、運動習慣を身に着けることも大切です。ウォーキングやジョギング、散歩、水泳などの有酸素運動は血流改善に役立ちます。1日30分を目安に、まずは4週間続けましょう。時間がない場合は10分1セットで複数回に分けて行います。
男性ホルモン増加を期待するならスクワットがおすすめです。適度な運動はストレス解消にも役立ちます。

 

6-2. 治療薬を服用する

厚生労働省が認可しているED薬には「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類があります(2018年6月現在)。

「バイアグラ」はもっとも早く開発されたED治療薬で、すでに特許が切れていることからジェネリック医薬品が存在します。そのため、薬価格を抑えることができます。世界的にもよく使われているED治療薬です。

2番目に開発された「レビトラ」は体内への吸収が早く、即効性があります。
また作用時間も長く、バイアグラの弱点とされる「食事の影響を受けやすい」という点も改善されており、高い効果が期待できます。
3つの中でもっとも新しく開発された「シアリス」は最大36時間効果が持続することで知られています。

効果が高い薬は、その分、副作用のリスクも高まります。バイアグラの副作用としては「めまい」「顔のほてり」「頭痛」などが報告されています。

勃起は男性器に性的刺激が与えられることで「環状グアノシン一リン酸」が陰茎海綿体を弛緩させることによって、陰茎海綿体に血液が流れ込んで起こります。環状グアノシン一リン酸が酵素「ホスホジエステラーゼ5(PDE5)」に分解されると勃起状態は収まります。EDはこの「PDE5」が強く作用し過ぎることで起こります。
バイアグラは有効成分「シルデナフィル」がホスホジエステラーゼ5の働きを抑制する「ホスホジエステラーゼ阻害薬」です。
バイアグラによって起こる血流改善や血圧低下の作用は、局部に留まらず全身に影響を与えるため、顔のほてりや頭痛を引き起こします。つまり、副作用が起こるということは薬の有効成分が正常に働いている証拠といえます。

こうした軽度の副作用とは別に、症例は少ないものの比較的重度な副作用が現れる場合もあります。

例えば、バイアグラの平均効果時間にあたる4時間を超えて勃起が継続され、陰茎の動脈が破れる「持続勃起症」や「突発性難聴」「狭心症」を発症する可能性があります。
勃起状態が1日以上続くと勃起障害を引き起こすこともあります。異常を感じたらすぐに医師の診察を受けましょう。

 

6-3. 治療器具・機器で治す

ED治療薬は高い効果が期待できる薬ですが、心疾患や脳疾患などの持病があると服用できない場合があります。その際は、治療器具や機器を使用した治療を取り入れることがあります。

真空式の勃起補助器具「VCD式カンキ」は局部に装着し、真空状態を作って血流を呼び込むことで、人為的に勃起させる装置です。勃起したら根元にゴムバンドをはめて勃起状態を持続させます。ゴムバンドの使用は30分以内と制限があるため、長時間の使用はできず、その都度操作しなければいけません。しかし、薬を使用しないため副作用のリスクが少ないというメリットがあります。

また、「ED MAX」は低出力衝撃波によって臓器の組織を活性化させる治療機器です。強い痛みやダウンタイム、合併症などもなく、陰茎内の血管をリフレッシュさせることでED解消を目指します。

低衝撃波治療機器「ED1000」は、新生血管の形成を促すことが可能です。血管を増やして血流を増加させることによって、EDを改善に導きます。衝撃波は低出力で、さらに皮膚内に器具を挿入しない非侵襲性のため、痛みが少ないという特長があります。

EDが治るきっかけは「レノーヴァ(RENOVA)」

ED衝撃波治療機器の中でも注目を集めているものに「レノーヴァ(RENOVA)」があります。「レノーヴァ(RENOVA)」の使用をきっかけにEDが治った方もいますが、それはこの機器がEDを引き起こす主な原因に作用するためです。

レノーヴァ(RENOVA)」は衝撃波を利用して血管を増やすことでED改善を目指しますが、同様のメカニズムを持つ「ED1000」と比べて1回の処置の衝撃波回数が多いのが特徴です。さらに、「ED1000」が点で照射していたのに対し、レノーヴァはリニア(線状)で照射するため、広範囲の照射が可能です。それに伴い治療期間を短縮化できるため、治療費用の軽減も期待できます。

 

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