メディアなどにED治療について話す機会が多くなり、最近はED(勃起不全)や勃起障害などの患者さんが増えています。勃起障害は、必ずしも男性ホルモンであるテストステロンの影響だけではなく、動脈硬化が進み、血管年齢の老化の影響でなってしまうケースも多々あります。
患者さんの中には、テストステロンが正常だったにもかかわらず、検査の結果、EDということが判明。詳しく調べてみると、やはり陰茎の動脈硬化が原因で、血流が悪くなり、勃起しにくくなったようです。
こうした症状の原因を解明するために、当院では前回紹介した『男性力ドック』にて、男性ホルモンや血液年齡やエレクトメーターの勃起力などの詳細な検査を行っています。
EDの治療薬としては、血管拡張の薬と男性ホルモンの補充を行えば、半年〜1年ぐらいで効果が期待できます。また、薬が飲めない人には、陰嚢に低周波の衝撃を与えることで、血管を拡張させ血流を促す、体外衝撃波治療も行っています。高額な機器のため、この体外衝撃波治療を行っているクリニックはほとんどないと思います。
また症状によって、処方する薬は変わりますが、基本的には当院では、男性ホルモンを補う場合は、注射や飲み薬ではなく、血中濃度が安定する塗り薬を使っています。
日頃の生活で、男性ホルモンはかなりのところまで改善できます。EDなどになると、テストステロンだけではない要因があるので、一度ご来院されることをおすすめします。少しでも早く原因を突き止めれば、心(精神)も安定できます。不安がらずに、当院を訪ねてみてください。お待ちしております。
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