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テストステロンとは男性ホルモンの一種で、男性の心と体の健康に深く関わっています。テストステロンには男性らしい体を作る働きや生殖機能を向上させる働きがあり、精神の安定や集中力・記憶力の向上などにも作用します。
テストステロンは加齢とともに減少していくため、徐々に体の衰えを感じたりやる気がおきなくなったりと、さまざまな弊害をもたらします。このような状態を改善するのが「テストステロン補充療法」です。ここでは、男性にとって避けては通れないテストステロンの減少を改善するテストステロン補充療法について詳しく解説していきます。
テストステロン補充療法とは、注射や塗り薬によってテストステロンを補う治療です。テストステロン低下が原因の男性更年期障害の治療だけでなく、EDの症状がある方においてもテストステロンを補充する治療をするケースがあります。
テストステロンは加齢によって減少することが多いため、治療を受けることで若い頃の状態に近づけることが可能です。やる気がわく、EDなどの身体的トラブルを改善できるなどのあらゆる効果が期待できます。
・性欲がなくなってきた
・集中力が続かなくなった
・昔のようにもっと精力的に活動したい
・やる気がおきない
・筋肉が衰え中年太りのような体型になってきた
・最近疲れやすくなった
Dクリニックで受けられるテストステロン補充療法は注射と塗り薬の2種類です。各治療方法については下記をご確認ください。
エナルモン注射は、デポー製剤の「エナント酸テストステロン(エナルモンデポー®)」を3~4週間に1回筋肉注射する治療です。注射後3~4週間で血中のテストステロン濃度が最も低い値になるため、このペースで通院する必要があります。注射時の痛みはありますが、副作用が少ないため日本で多くの方に選ばれている治療方法です。
アンドロフォルテクリームは、体内の男性ホルモンを増やす塗り薬です。皮膚から成分を吸収させるため、注射に比べるとゆるやかな効果が期待できます。有効成分のテストステロンは男性の体内で産生されるものと同じ化学構造となっているため、身体への負担が少ないという特徴があります。
また、日本で使用されている男性ホルモン軟膏剤「グローミン(大東製薬工業株式会社)」よりもテストステロンの量が増えており、より高い効果が期待できます。
アンドロフォルテクリームは0.5ml程度を朝1日1回、陰嚢・顎下・腹部等の全体に塗布します。
・前立腺がん、前立腺肥大症を患っている方
・無治療の睡眠時呼吸症候群の方
・肝臓病をお持ちの方
上記に当てはまる方にはテストステロン補充療法を行えません。
前立腺がん・前立腺肥大症を患っている方にテストステロン補充療法を行うと、病状が進行する可能性があると考えられています。また、睡眠時無呼吸症候群の方も症状が悪化する可能性があります。なお、テストステロン補充療法は肝臓に負担がかかる治療のため、肝臓病をお持ちの方にはお受けいただけません。
テストステロン補充療法の主な副作用は下記の通りです。
・肝機能障害
・多血症
・善玉コレステロールの減少
・ニキビができやすくなる
・体毛が増える
・性欲低下
・乳房の膨らみ
・精巣機能低下
・男性不妊
テストステロン補充療法は比較的安全性の高い治療ですが、投与量が多いと血液中の濃度が高まり副作用が生じる可能性があります。そのため、治療中は3~6か月ごとに血液検査が必要です。また、長期間にわたってテストステロン補充療法を行うと、精子を作る機能が抑制され男性不妊につながる可能性があります。将来子供を希望される方は、あらかじめ医師に伝えるようにしましょう。
なお、テストステロンクリーム(アンドロフォルテクリーム)は塗り薬のため、赤み・発疹・かゆみ・かぶれ・腫れ・水ぶくれ・にきびなどの皮膚の症状が現れる場合があります。
受付にてお名前をお伝えください。問診票をお渡しいたします。
待合にて問診票のご記入をお願いしております。記入が終わりましたら受付にお戻しください。
医師より現在の症状の確認と男性力ドックの説明をさせていただきます。
※お帰りの際に、ご予約のご案内をいたします。
受付にてお名前をお伝えください。
医師より男性力ドックの結果説明をさせていただきます。
ドックの結果をもとに、診察をおこないます。
ホルモン注射などでの治療やテストステロンクリームなどの処方薬をお出しいたします。
次回のご予約がある方は、会計時に予約をお取りください。
エナルモン (注射) |
125㎎ 3,300円(税込)/A 250㎎ 5,500円(税込)/A |
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テストステロン クリーム |
1% 22,000円(税込)/本 2% 33,000円(税込)/本 5% 52,800円(税込)/本 |
価格は税込です。
自由診療のため保険適用外となります。
テストステロン補充療法のやめどきには個人差があります。注射の場合は3~4週間ごとに治療をお受けいただきますが、その都度治療効果や副作用の程度を確認し、治療を続けるかどうかを決めていきます。中には半年程度で治療をする必要がなくなる方もいらっしゃいます。
当院での診療は自由診療となります。あらかじめご了承ください。
クロミフェン(クロミッド)を処方しております。クロミフェンを摂ることで、下垂体ホルモン(FSH・LH)を増やし、テストステロンの生産を促す作用があります。
テストステロンを増やす方法に筋トレがあります。スクワット、腕立て伏せ、階段上り下りなどを普段の生活に取り入れてみるとよいでしょう。
当院では、ご来院していただいての治療となります。
月 休診日
火 10:00 - 19:00
水 10:00 - 19:00
木 10:00 - 19:00
金 10:00 - 19:00
土 09:00 - 18:00
日 09:00 - 18:00
祝 09:00 - 18:00